グリーンムーバーmax 試運転4
国産初の完全超低床車両 「グリーンムーバーmax」 の写真があがってきたので追加します。先日、別のカメラで撮った写真です。「グリーンムーバーmax」 の情報を探して、このブログ雑記帳へちょこちょこアクセスをいただいてるようですので・・。取り敢えず、試運転の様子についてはこの記事で打ち止めになるかと思います。
まずは、千田車庫から本線へ出てきた5100形 「グリーンムーバーmax」。右手奥に見えている綺麗なビルは広島電鉄株式会社(広電)の本社ビルです。あの真新しいビルは、広電さんの業績が好調であることを象徴しているかのようですね。ちなみに、最新型車両 「グリーンムーバーmax」 のお値段は 3億2千万円だそうです。
そして、「グリーンムーバーmax」 5101号の先頭車両(A車)の様子。数人の乗務員さんが見えています。
「グリーンムーバーmax」 は従来のドイツ製 5000形 「グリーンムーバー」 と同様、5車体3台車連接超低床車。この完全超低床車両の台車を全て国内で開発したというところに大きな意義があるようです。「グリーンムーバーmax」 の特徴を広電の PRESS RELEASE(PDFファイル)から拾ってみると・・
1. 通路幅の拡大
従来の グリーンムーバー(5000形)の台車部の通路幅830mmに対して,グリーンムーバーmax(5100形)は,先頭台車部880mm,中間台車部1120mm
の通路幅で、車椅子やベビーカーでの移動に一段と配慮されています。
2. 座席数の増大
従来のグリーンムーバー(5000形)から定員数は若干減少しているものの、座席数は10席も増大。この辺りは、従来の利用者からの不満を受けて改良された結果ですね。
3. 信頼性とメンテナンス性の向上
これは、国産ならではの強み・・。ちょっとした改良や微修正など、手を加えられることもありそうですね。
デザインは、国際平和文化都市広島にふさわしいフレンドリーでやさしさを感じることができるデザイン
だそうです。確かに、あの曲線は優しさを感じさせてくれます。そして、広島のシンボル「もみじ」のマークもなかなかお洒落ですね・・。
この5100形「グリーンムーバーmax」 は、今年中に市内線で計3編成が導入されるという情報もあるようです。今後、最新型の車両が順次導入されていくとなると、やはり気になってくるのは旧型車両の去就ですね。特に、被爆60周年となる現在でも現役で活躍している被爆電車 650形等々・・・。
** 少し大きな写真に差し替えました(2013.01.26更新)
** 関連記事・・
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** きまぐれ広島ニュース過去記事・・
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> グリーンムーバーmax ただいま試運転!(2004.12.29)
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