宇品五丁目--路面電車撮影
本家Webサイト内 『路面電車が走る街 広島写真集~広電市内線沿線フォトギャラリー~』 ・・・ 広島電鉄・宇品線の電停 「宇品五丁目」 のページをアップしました。写真集の全線開通がほぼ見えてきたので、ページの更新ペースもアップしてきたかもしれません??
さて、突然ですが、「宇品ショッピングセンター」 をご存じでしょうか?? 昨年3月にオープンしたジャスコ宇品店・イオン宇品ショッピングセンター(広島市南区宇品東)のことではありません。
市内中心部から広島港(宇品)行きの路面電車に乗って、電停 「宇品五丁目」 で下車すると、すぐ目の前で色褪せた 「宇品ショッピングセンター」 の文字を目にすることができます。そして、電車通りから細い通りを一本入ると、そこには 「お客様のお買物道路・宇品ショッピングセンター」 と掲げられたアーケードの小さな商店街があるのです。ネットで検索してみると、すぐに出てきました・・・
> 宇品ショッピングセンター/商工会議所・ひろしま商店街通信
宇品ショッピングセンターの歴史は、終戦間もない昭和20年代から
始まります。当時は青空市として、生活必需品、食料品を販売して
おり、広島市内の至る所からお客さんが足を運んでいました。
その後、昭和30年代から個々の店舗の形が整い始め、昭和40年
代から「宇品ショッピングセンター」という名称が使われ始めました。
終戦から50年以上を経過した現在も、商店街には当時の面影が残
っており、通りの一角にある屋根は、当時から変わらず使われ続け
ています。
ということなんだそうです。
それこそ、この辺りで写真撮影でもする機会がなかったら、まず商店街の存在に気付かなかったことでしょう。まさかこんな場所で、昔ながらのお店が軒を連ねて、小さなアーケードの商店街としてがんばっていらっしゃるとは・・。この商店街を覗いたのがたまたま休日でして、ほとんどのお店が閉店していた関係で、その賑わいを見ることができなかったのは残念でした。ですが、あるお店の店主の方でしょうか??・・ カメラを持って物色している私に対して気さくに声をかけていただき、この商店街のことなど少しお話を聞くこともできました。その中で、ひっそりと静まりかえった商店街を見渡しながら、「休みの日は、ここも死んでいますよ」 という言葉が寂しそうで、妙に心に響いてきたのが印象に残っています。
ここ最近、広島市内のあちこちで大型ショッピングセンターの進出が目に付きますが、ここ宇品も例外ではありません。近くに大型店が出店されて便利になるのは良いのですが、その代わりに昔ながらの人情味を感じさせてくれる地元商店が廃れていってしまうというのは、時代の流れとは言え、なんとも寂しい気がしますね・・。
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コメント
商店街は無くなりつつ・・ですね。揚げたてのあつあつコロッケとか野菜のてんぷら、お惣菜屋のポテトサラダなんか美味しかったなあとしみじみ感じます。今は探してもないですね。大型店舗にお店が入ってるけど、ちょっと違うんですよね。土橋に、今だに手押し車で魚を計り売りしてるおばあちゃんがいます。懐かしい~と思いますが、若い人は臭い~って顔で通り過ぎてます。なんとも言えぬ気持ちになります。
投稿: tomo | 2005.02.28 22:53
tomoさん、こんばんは!
> 揚げたてのあつあつコロッケとか野菜のてんぷら
・・いいですね。美味しそう!
でも、実を言いますと、結構な田舎(山)育ちだったものですから、いわゆる「商店街」というのには余り縁がありませんでした。広島市内でも、土橋のおばちゃんとか、古い商店街とか・・ 探せば、まだあちこちに残っているんでしょうかね!??
投稿: T.Kaze | 2005.03.01 00:53