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2005.05.07

不消霊火堂(きえずのれいかどう)

reikadou2先日5月5日お昼過ぎ、宮島・弥山の不消霊火堂が全焼してしまったそうです。霊火堂は、宮島 弥山の山頂まで後僅かの場所にある大聖院・弥山本堂のある一角にあり、『弥山の七不思議』 の一つにも取り上げられている霊火 「消えずの火」 が守り続けられてきた小さなお堂です。
この 「消えずの火」 は、かつて八幡製鉄所の溶鉱炉の種火にされ、また平和記念公園の 「平和の灯」 の種火にもなっていることでもよく知られています。お堂の内部中央には、煤 (スス) で真っ黒になった大茶釜が 「消えずの火」 にかけてあり、ここで沸かしたお湯は万病に効く霊水とされていたようです。お堂には常に煙が漂い、入り口上部やお堂内部は真っ黒に煤けていて、霊火 「消えずの火」 が守り続けられてきた歴史と厳かなる雰囲気を感じさせてくれました。
かつて霊火堂に取り付けられていた説明書きから・・・

不消霊火堂 (きえずのれいかどう)
本尊は、不動明王で、弘法大師 御修行の護摩の火が、壱千百九十余年間、昼夜燃えつづけ、元火の絶えない霊火で、高野山 「きえずの灯明」 と共に他に例なく 而も大木を燃やしつづけている霊火は当山のみである
 
reikadou4

今回の火災で、天然記念物に指定されている弥山原始林への延焼を免れたこと、そして何より参拝客や僧侶に怪我など無かったのは不幸中の幸いです。出火直後に、「消えずの火」 もロウソクに灯して持ち出されランプに移されたそうです。
それにしても・・ このところ、異常に湿度の低い日が続いていたようですので、ちょっとした火種でも引火しやすい環境になっていたのかもしれません?? 火災発生の五日夜、広島は雨になったのですが、この湿り気がもう少し早かったら火災を免れていたのかも・・・。ほんとうに残念です。

**掲載している写真は、ちょうど4年前、2001年5月の連休中、安芸の宮島「弥山の七不思議」2001~実地調査に訪れた際に撮影したものです。うちの嫁さんとワンコも写っています(^o^)。

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