広電が走る街今昔
![]() | 広電が走る街今昔―LRTに脱皮する電車と街並み定点対比 (JTBキャンブックス) 新品価格 ¥1,944から (2015/2/1 11:11時点) |

先日、中国新聞・地域ニュース (つい最近リニューアルされてビックリ。ただ、読み込みに時間がかかるのが難??) で紹介されていた長船友則氏の書籍 「広電が走る街 今昔~LRTに脱皮する電車と街並み定点対比」 を購入してきました。まだ、パラパラと拾い読みした程度ですが、なかなかいい書籍だと思います。こんな本は大好きです。しかも、この内容で 1,800円ならば、間違いなくお買い得ですね。
主な内容としては、広島電鉄・路面電車の電停(停留所)毎に新旧の写真を交えながら、その周辺の歴史などを解説されています。少しだけ拾い読みしてみるだけでも分かるのですが、丹念に様々な文献・資料にあたりながら、相当の時間をかけて広電の歴史というか、むしろ広島市の歴史・郷土史として纏め上げられていることが伺えます。
勿論、広電情報においても、年齢においても足下にも及ばないし、比較すること自体がおこがましいことは分かっているのですが・・・ 私の本家Webサイト内 『路面電車が走る街 広島写真集~広電市内線沿線フォトギャラリー~』 の趣向に通じる部分もあって、非常に共感できる内容です。路面電車周辺事情を中心にした郷土史といった意味では、路面電車ファンやマニアの方だけでなく、広島の歴史に興味を持っている一般の方々にもお勧めしたい一冊です。
本の最後の方に記載されていた長船氏のプロフィールを拝見しますと、なんとあの謎の怪獣ヒバゴンの里である 「広島県比婆郡西城町(現・庄原市)」 のご出身だそうで・・・。比婆郡出身者の私としましては、恐れ多くも、ますますもって親近感を抱かせていただきました。非常に面白い本をありがとうございます!!
| 固定リンク | 0
コメント
はじめまして。
私は本書「広電が走る街今昔」の取材協力をさせていただいた者です。
発売早々取り上げていただきありがとうございました。
私が調査していたのは,断片的なことや重箱の隅をつついたようなものばかりだったのですが,著者の長船さんの幅広い視点で,みごとにまとめあげられました。
広島の歴史・郷土史という見方をしていただいたことは,協力者にとっても最大の賛辞で,うれしく思いました。
ありがとうございました。
投稿: aibo | 2005.06.04 00:16
aiboさん こんにちは
書籍の取材協力された方から、このようなコメントいただき、こちらこそ光栄です。ありがとうございます。
広電市内線の沿線写真など撮影しているのですが、周辺の歴史などを知ると、また違った撮り方をしてみたくなります。色々と本書を参考にさせていただきます!
投稿: T.Kaze | 2005.06.04 11:41
おひさしぶりです。実は上記の本を今日購入し、深夜まで没頭して読んで、ふとT.Kazeさんの写真の数々を思い出して書き込みに来たしだいですが、まさか協力された方もいらっしゃってるとは、ちょっとビックリしました。ぼくは電車自体にそれほど詳しくはないんですが、古地図と郷土史が好きでいろいろ集めてるので、本誌はとても面白かったです。
投稿: kubo | 2005.06.05 01:53
kuboさん こんばんは
「広電が走る街 今昔」を読まれて、こちらを思い出していただいたなんて、恐れ多いというか、ほんと光栄です。
私も電車そのものよりも、電停や路線の変遷などに興味を持って、この本を読んでいます。なかなかの労作だと思いますね。
投稿: T.Kaze | 2005.06.05 19:44
kuboさん
はじめまして。私のほうは電車に興味をもって,いろいろ調べるようになりまして,郷土史や古地図にも興味が出てきました。本に協力したと言っても付属資料のほうですので,本文のほうは,まだまだ本書で勉強中なんですよ。
T.Kazeさん
前回,書き漏らしましたが,前回の書き込みの時が,このサイト初訪問だったのですよ。
ようやく各電停の画像をじっくり拝見させていただきました。どれも街のちょっとした表情をセンスよく捉えられていて関心しました。
投稿: aibo | 2005.06.14 01:59
aiboさん、ありがとうございますm(_ _)m。
もっとじっくり撮影できればいいのですが、なかなかまとまった時間が取れないのが悩みです。本を参考にして、古い路線の名残などを取り込んだ写真も面白そうかな・・ と思っていますが・・。
投稿: T.Kaze | 2005.06.14 22:51