平和データベース
昨日の被爆電車の記事の続きのような・・ 追記のような・・。何も無いのは寂しいので、江波車庫でひっそりと保管されている156号の写真をもう1枚。昨日の記事へのコメントにて、この被爆電車156号は「明治・大正時代の復元車ではない純粋な二軸単車としての価値が高い」 といった情報もいただきました。いつも詳しい情報をありがとうございますm(_ _)m。
ところで、昨日の記事にて、広島市こども文化科学館主催の企画展「ヒロシマと路面電車 ~被爆をのりこえて~」 の紹介をさせていただきました。この企画展では、「市内電車(ひろでん)の歴史を、原爆投下時を中心に・・」 ということです。・・で、企画展に興味はあるけど「とても広島まで行けないよ」という方、こんなデータベースがあって、被爆当時の写真等を閲覧できるのをご存じでしょうか??
> 平和データベース(広島平和記念資料館)
こちらのWebサイトでは、広島平和記念資料館が管理している原爆・平和関連の資料がデータベース化されていまして、ネットにて被爆資料・写真・原爆の絵などをいつでも閲覧することができるようになっています。平和データベースの写真情報の中には、それほど数は多くありませんが、被爆した路面電車の写真もいくつか登録されています。勿論、昨年夏に広島平和記念資料館へ寄贈された「被爆直後に真っ黒焦げになった651号」と思われる写真も出てきました。フリーワード「路面電車」で検索するといくつか出てきますので、興味のある方はお試し下さい。それから、路面電車ではありませんが、元中国新聞社カメラマンの松重美人氏によって被爆3時間後に御幸橋付近で撮影された写真も掲載されていました。
もう一つ・・ データベース内「原爆の絵」において、路面電車に関するものを検索してみますと、結構たくさんの絵が出てくるのには驚きでした。それだけ、路面電車が当時の市民の生活に密着していたものか、或いは被爆の惨状が印象的だったのか・・ と考えてしまいました。こんな貴重な写真や絵をネットでいつでも閲覧できるようにされていることは、非常に評価できることではないかと思った次第です。
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