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2007.08.13

夕凪の街 桜の国

712_yunagi

広島市内は 35度近い真夏日が続いています。待ちに待った短いお盆休みに突入して、日頃できないことをあれこれやろうと考えてはいるものの、暑さもあってなかなか思うようにはかどらない今日この頃です。

昨日は、ほんと久しぶりに映画を観に出掛けてきました。こうの史代さん原作の 「夕凪の街 桜の国」・・ 私の下手な解説よりも、公式Webサイトの解説の方がよっぽど分かりやすいと思いますので、そちらから要点のみ引用すると、『過去と現在の時代を背景に、二人の女性にスポットをあてたふたつの物語 ・・ ひとつは原爆投下から十三年後の広島を舞台に、いつ原爆症が発病するかもしれない恐怖を抱えながら生きる女性 ・・ もうひとつの時代は現代。現代に生きる女性が、被爆者の子供として生を受けた自分のルーツを見つめる・・』 となっています。
昭和と平成、時代の異なる二人の女性 ・・ 決して特別な存在ではなくて、ごくごく普通の一般庶民 ・・ 原爆投下された広島市内を舞台として、被爆体験を持つ家族や兄弟のつながり、そして男女の恋愛などをサラリと描いているといった印象を受けました。映画に出演しているのは、決して有名な俳優さんという訳でもなく、どちらかというと地味な感じさえするくらいですが、それがかえって原作の味わいをうまく反映することに繋がっているように感じました。それから、身近な広島市内で原爆が投下され、被爆した人々が質素な生活を送っていた過去と、何一つ不自由のない現在との繋がりを感じさせてくれたところは、私にとって印象的でした。
私が行った映画館では、それほど入場者は多くなかったのですが、かなりのご年配の方々も映画を観られていたのが目に付きました。世代を隔てた多くの方々に観ていただきたい映画だと思いますので、是非どうぞ!!

**余談・・ 映画の中では、広電・被爆電車 651号が運行されている現代の映像の他、路面電車車内で撮影された映像もあります。そして、相生橋や平和記念公園、そして寺町近辺のお墓の映像。それらに加えて、ほとんど違和感が感じられない広島庶民の自然な方言等々・・ 広島市内在住者としては、非常に身近な感覚で映画を鑑賞することができました。

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