「JA広島病院前」 行き
写真は一昨日 10日夜 19:30頃の広島駅にて、発車間際の広電 3両連接車 3803号・・ 日本赤十字社のフルラッピングが施された全面広告車輌となっています。行き先を示す方向幕の表示は、普段目にすることのない 「JA広島病院前」。時折流されていたアナウンスによると、どうやら 2号線 (広島駅~紙屋町~広電宮島口) の地御前 (廿日市市) 付近で事故が発生した為、JA広島病院前で折り返し運転がなされていた模様です。
広電の事故と言えば、つい先月 9月6日に西広島駅付近で回送電車が脱線事故を起こしたのは記憶に新しいところです。ちなみに、その時の事故原因については未だ調査中になっている状況だと思います。その事故からわずか 1カ月後、また事故が発生したということになる訳で、最近事故が多くなったように感じるのはたまたま偶然なのでしょうか!??
事故の翌日 11日の新聞記事によると、残念なことに男性一名が亡くなられたそうです。事故の詳細状況までは分からないのですが、『広島発広電宮島口行きの路面電車 (3両編成) の運転士が線路上に男性がうつぶせに横たわっているのを見つけ、ブレーキをかけたが間に合わず男性をはねた。(10月11日付け朝日新聞)』 という記事のみからすると、電車側には過失が無いようにも読み取れそうです。本当に広電側に過失が無いにしても、こういった悲惨な事故が起こらないような何らかの対策が取れないものかと思うのですが、如何でしょうか・・。
| 固定リンク | 0
コメント
事故防止は最終的には人による人海戦術しかないように思います。市内電停の落書き、掲示物の乱れといった施設の荒れ具合など、安全管理の在り方そのものが気になります。
投稿: ひろしま人 | 2007.10.13 13:27
> ひろしま人さん
偏見かもしれませんが、広電の電車事故は、いとも簡単に起こってしまっているかのように感じられて仕方がありません。それが回送電車であったり、比較的小さな事故で済んでいるからいいようなものの、その内に大規模な事故が発生するのでは・・ と心配になることもあります。悪い意味で、チンチン電車の時代の感覚(安全意識)が現在でも生きているのではないかと・・。
おそらく、トップから現場の方々まで、それなりの安全意識を当然持って業務に取り組んでいらっしゃるとは思うのですが、更に高いレベルを期待したいものです。
電停の荒れについては、確かに気になるところですね。これは、安全管理の面も勿論あるとは思いますが、利用者のマナーやモラルの欠如も大いに関係しているところではないでしょうか!?
投稿: T.Kaze | 2007.10.14 01:14