とうかさん 392年祭(その1)

毎年 6月第 1金曜・土曜・日曜の 3日間に渡り、円隆寺 (広島市中区三川町) 一帯にて浴衣の着始め祭り 「とうかさん」 が執り行われます。思い起こせば 昨年の 「とうかさん」 初日 には途中から大雨に降られ、ずぶ濡れになりながら写真を撮ったことを思い出します。今年は 3日間とも良い天気で、さぞかし参拝の人出も多かったのではないかと思います。
一応、広島の三大祭りの一つに数えられる 「とうかさん」 の由来から・・
江戸時代初期、広島藩浅野家初代藩主・浅野長晟 (なが・あきら) の武運長久を祈って始まり、同寺の稲荷 (とう・か) 大明神にちなんで名がついたという。 (2010年6月4日 朝日新聞)
旧暦の端午の節句の行事だったものが、新暦の定着を反映して、昭和30年(1955) から 6月上旬におこなわれるようになった。 (被爆50周年 図説戦後広島市史 街と暮らしの50年: 広島市企画総務局公文書館発行)
そんな歴史のあるお祭り 「とうかさん」・・ 今年は実に 392年祭となるそうです。
「とうかさん」 が執り行われる三日間は、浴衣の男女が広島市内中心市街地を行き来し、どちらかと言えば殺風景な地方都市の風景に彩りを添えてくれます。そんな様子を広島の路面電車と絡めて写真を撮るのが毎年恒例となっています。
「とうかさん」 初日、会社を多少早めに切り上げて八丁堀交差点へ行ってみると、既にカメラを持った方が何人か目に付きました。遠目に見ていると、どうも路面電車と絡めた写真を撮っていらっしゃるような感じがしたので、遠慮して別の場所へ移動して撮影・・
浴衣の女性には新型の低床車よりも旧型の単車が似合うかも・・ と思ったのですが、写真の腕が今ひとつ。
胡町電停辺りで写真を撮った後、辺りが薄暗くなり始めたのところで八丁堀電停付近へ移動。
初日は金曜日で平日ということもあって、ごった返すほどの混雑はありませんでした。

(つづく) > とうかさん 392年祭(その2) -2010.06.08
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