広電2002+2003号@パルティ・フジ坂
先日 広電・江波車庫で写真を撮った 「ヨットが浮かぶ青い海+白い雲が浮かぶ青い空」 塗装の 2002+2003号に関する続報です。
意図した訳ではないのですが、たまたま嫁さんと愛犬を連れて広島市内の東方面へ出掛ける用事がありまして・・ それなら広電 2000形車両 2002+2003号の譲渡先の近くを通るということで、少し回り道・寄り道をして様子を覗いてきました。場所は JR呉線・坂駅のすぐ目の前、国道 31号線沿いのパルティ・フジ坂 (広島県安芸郡坂町) です。こちらは、大駐車場を中心にして、いくつかの飲食店、そしてヤマダ電器・ユニクロ・ツタヤなど専門店が立ち並ぶ、いわゆる複合商業施設と言うやつでしょうか・・。
まずは往きの午前 9時半頃・・
夏の海をイメージした塗装に衣替えした広電 2002+2003号は、その駐車場のほぼ中央に据えられていて、数人の作業員の方々によって装飾作業が行われていました。車体側面には、イルカやクジラ、そしてカモメのイラストが取り付けられて、何やら楽しげな様子になっています。よく見ると電飾も備えているようで、夜間のイルミネーション点灯も気になるところです。
周囲をぐるりと一回りしながら写真を撮っていると、子供連れの方が近付いて興味深そうに眺めたり、コンパクトデジカメで写真を撮ったりしている様子も見られました。
そして帰り道の午後 6時前頃・・
大駐車場はほぼ乗用車で埋まっている状況の中、2002+2003号の装飾作業はかなり進んでいるように見えました。2003号側にはシャチとカモメのイラスト、そして波模様のイラストが取り付けられています。それから、朝見た時に [0]回送 の表示が出されていた方向幕の部分には 『Palty Fuji』 の文字が入れられ、前後・側面の車番 2002 & 2003 と広電の社紋が黒くペイントされているのを確認しました。
もしも 2002+2003号の写真撮影をするなら、イラストが取り付けられた側が順光になる午前中、しかも駐車場内の車がそれほど多くない早めの時間帯がお奨めです。特に午後遅い時間帯にもなると、車がかなり多くなって混雑する関係で写真を撮り難いかもしれませんから。但し、イルミネーションの点灯を撮影するなら、言うまでもなく午後暗くなってからということで・・。
さて、パルティ・フジ坂は広電 2002+2003号がこれから余生を送る安住の地ということになるのでしょう。ここで多くの人達に可愛がって貰えることを期待しています。ちょっと気になるのは海が近いこともあり、潮風に晒されて腐食でボロボロに・・ なんてことがくれぐれも無いようにと祈るばかりです。かつて、広島市交通科学館の屋外広場で常設展示されている被爆電車 654号が約半年で塗装し直しされているのを目にしているだけに・・。
** 過去の関連記事・・
> 「ヨットが浮かぶ青い海+白い雲が浮かぶ青い空」塗装の2002+2003号 -2010.07.27
** 追記(2010.09.19): その後の様子を覗いてきました。電飾点灯したところを写真撮影したかったのですが・・
> 広電・路面電車ネタ 3題 -2010.10.02
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