2010 田んぼdeアート(三次)
広島市内のあちこちに被害を及ぼした梅雨時期の厚い雨雲はどこへやら・・ 朝からカラリと晴れて気温も上がった 17日、中国地方は梅雨明けして、いよいよ夏らしくなりました。ほぼ毎年この時期、所用で県北 (旧比婆郡、現庄原市内) の実家へと帰省するのが恒例になっているのですが、今年も梅雨明け直後に日帰りしてきました。
広島市内から JR芸備線沿いに広島県道 37号広島-三次線を北上、安芸高田市から三次市上川立町に入って間もなく、左手に何やら麦わら帽子を被った案山子が目に入りました。車を測道に止めて立ち寄ってみると、ご覧の通り・・ 『田んぼアート』 だそうです。なるほど、すぐ下の田んぼに目をやると、三次名物の鵜飼いの様子がデザインされていました。(三次の鵜飼いと言えば、400年以上の歴史を持つ伝統的な夏の風物詩であり、三次市無形文化財にも指定されています。)
てっきり田んぼに植えられた稲に、人工的に着色しているんだろうと思いきや・・ 色が異なる複数の品種の稲が絵柄になるように植え付けてあるようです。こういった 『田んぼアート』 を見るのは初めてですが、なかなか楽しげな試みに感心してしまいました。ちなみに、ここでは 7品種の稲を植え分けて鵜飼いの絵柄を作っているようです。これから、秋の収穫へ向けて絵柄の色合いが徐々に変化していく様子を追って見るのも面白そうです。
** 追記: 後でネット検索してみて分かったのですが、この 『田んぼアート』 は村起こしの一環などとして各地で取り組んでいる例が多数あるようです。地域によっては、非常に複雑・高度な絵柄を作っているところもあってビックリです。
(約 1ヶ月後の様子はこちら・・)> お盆休み、秋の気配・・・ -2010.08.21
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コメント
でっかい影だなぁ~~~~~~!!
と思ったら、色違いの苗ですか(^^;)
そう言えば兵庫で阪神のマークやトラの絵を描いた田んぼが結構ニュースになったことがありましたね(^o^)
町おこし、色々アイディアが生まれて楽しいものになると活性化に繋がるかもしれませんね。
投稿: nobo | 2010.07.19 09:29
> noboさん
田んぼアートはなかなか面白そうです。
作る側は結構手間暇かかって大変なんだろうとは想像しますけど・・。アイデア & 工夫次第で、人を呼び寄せることができそうです。私が写真撮りしている最中、後から通りかかった二人連れの若い女性も車を測道に止めて写真を撮っていらっしゃいました。もう少し知名度が上がれば、人が人を呼ぶといったことがあるかもしれません。
投稿: T.Kaze | 2010.07.19 15:14