第93回全国高校野球選手権広島大会

全国高校野球選手権広島大会が9日、マツダスタジアムで開幕しましたので、開幕初日のゲームを観戦してきました。まるで大会開催に合わせてくれたかのように、前日8日に中国地方は梅雨明け、広島市内の最高気温は32.3度まで上がったということで、暑い暑い真夏日となりました。
初日2試合目の井口 vs 広工大戦・・ 普段カープのゲームではなかなか席を取ることができないバックネット裏の日陰から観戦。このマツダスタジアムは、やはりデーゲームがよく似合います。午後3時前、おそらくこの日の最高気温に達していたものと思われますが、湿度が低いのと風が時々吹き抜けるので、日陰にいる分にはそれほど暑さを感じませんでした。
その後、もっと選手のプレーを間近に見たくて日陰の無い最前列の座席へと移動。ふと見ると、生ビールを販売しているのが目に付きましたが、バイクで来ていたのでぐっと我慢。まさか高校野球の大会で生ビールが販売されているとは・・。こんなことなら、バスかJRで来るべきでした。
肝心の井口 vs 広工大戦ですが・・ 面白くて見応えのあるゲームでした。井口のホームランで先制 → 7回裏、先行した井口に広工大が追いつき同点 → 更に広工大が8回裏に1点追加して逆転 → 9回表に井口が得点して同点となり延長戦突入 → 10回表に井口が1点追加して逆転 → 10回裏、広工大が満塁のチャンスでデッドボール押し出しで同点・・・
私自身、両校とは全く縁は無かったのですが、井口高校ご出身の方がTwitterで絡んで下さったので、ついつい井口応援モードになっていました。で、当然ゲームの結末を見届けたかったのですが、11回が始まるところで所用のためマツダスタジアムを離脱。

後で結果を確認したところ・・ 結局、4時間を越えるゲームとなり、延長13回終了、7対7の没収試合(広島工大が人数不足のため井口の勝利)【asahi.com】
となっていました。新聞記事によると 病院に搬送された2選手を含め、両チームで計12人が医務室に運ばれた。同試合は、同点の延長十三回に交代選手がいなくなる事態となった。【7月10日付 中国新聞】
ということだそうです。どうやら、多くの選手が熱中症とみられる症状でダウンしていたようです。
確かに、ゲーム中にも何度か足がつった選手がいたり、選手の手当のためかゲームが中断する場面もありましたが、まさかこんな事になっていたとは。。スタンドで観戦しているだけでも暑さにやられそうになりますから、炎天下でプレーしている選手の負担は相当のものだったのでしょう。
この夏もハツラツプレーで日本全国に元気と感動を与えてくれることを大いに期待していますが、くれぐれも体調管理はしっかりとやっていただいて大事に至らないことを願うばかりです。
以下余談ですが・・ 今大会、選手のヘルメットには「がんばろう!日本」の文字が入ったステッカーが貼り付けられているのに気付きました。
会場では東日本大震災義援金の受付箱も設置されていました。
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