宮島 管絃祭(後編)

この記事は、先日の記事 『宮島 管絃祭(前編) -2012.08.08』 の続きです。
19:20頃>> 広電阿品から電車の乗り込んで地御前へと移動、駅から徒歩で地御前神社へ向かいます。地御前神社のほぼ正面、海側には 宮島 管絃祭のためだけに残されているのではないかと思えるような小さな砂浜があるのですが、そこには既に 「厳島御用」の提灯を掲げた江波漕伝馬船が到着していました。
漕伝馬船から太鼓を降ろし、地御前神社へ運び込んでいる様子・・

19:31>> 露店が並ぶ地御前神社境内はたくさんの参拝者でごったがえしていました。
19:43>> 神社のすぐ正面、人だかりのしているところでは、江波漕伝馬船の漕ぎ手の皆さんが踊っていらしたようですが、少し離れた位置から写真を撮っていたら終了してしまい、肝心のところを撮り逃してしまいました(^^;)
ご参拝がてら神社の中を覗くと、宮島 管絃祭の様子と思われる絵が掛けられていました。この絵のような構図で写真を撮りたいものですが・・
19:55>> 再び海岸に戻ってみると、篝火を焚いた御座船が砂浜に近付いていました。左奥に見えているのは阿賀の鯛網船。
20:05>> たくさんの見物客を前にして、しばし御座船では祭典と管絃樂が奉奏されます。なんとも雅な雰囲気。そのすぐ横では江波の漕伝馬が見守ります。少し沖の方にはもう一隻の阿賀の鯛網船。
以下、広電ファン向けの話題から・・
一年に一度、宮島 管絃祭の時にだけ開く広電宮島線の踏切がここ地御前神社のすぐ目の前にあります。この踏切を渡って御座船が着いた砂浜と地御前神社を最短距離で行き来できるようになっています。噂には聞いていたのですが、その踏切が開いているのを見るのも、実際に渡るのも初体験です。まずは地御前神社側から・・
海側から・・
20:36>> そうこうしている内に、地御前の浜でのお勤めを終えた御座船は砂浜を離れ三回廻して宮島へと取って返します。
この後、宮島へ渡って祭典のクライマックスを見届けたいところではありましたが、時間的に厳しいので断念して撤収。。 続きは、一般社団法人宮島観光協会のWebサイトから引用させていただきます・・
祭典後、管絃船は宮島に向かい、長浜神社、大元神社で順次祭典を行い、大鳥居をくぐって客神社前で祭典と管絃があり、さらに狭い枡形に入り一気に御座船を三回廻りながら管絃を奉奏します。このダイナミックな儀式が嚴島神社管絃祭のクライマックスであり、参拝客の興奮した声と拍手は、潮の香りのする廻廊にこだまし、夜空には満月が輝きます。
この儀式が終わると神様は本殿に還御され、真夏の瀬戸の海を舞台に繰り広げられた一大平安絵巻は幕を閉じます。【一般社団法人宮島観光協会Webサイトより】
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