広電 新型低床車1001号 ピッコロ搬入
本日、広島電鉄・江波車庫に広電の新車・・ 新型低床車 1000形 1001号 (愛称 ピッコロ) が搬入されました。その話題の前に、まずはこちらのニュース速報から・・
【速報】広電社長に椋田専務 越智社長は取締役に
広島電鉄(広島市中区)は 8日の取締役会で、越智秀信社長が取締役に降格し、椋田昌夫専務が社長に就任するトップ交代を決めた。同社は「独断的な業務執行により、会社組織としての正当な業務執行に支障をきたしているため、経営体制の刷新を図る」としている。【2013/01/08 中国新聞 Web版】
新型低床車第一号が搬入されたその日に、何ともビックリなニュースです。この一年間、越智秀信社長の元、広電・駅前大橋線の広島駅南口への乗り入れ構造の件、運賃値上げ/均一化の件、そして今後の新型低床車両導入等々に関して次々と発表がなされてきた訳ですが、このタイミングで 独断的な業務執行により、会社組織としての正当な業務執行に支障をきたしている
という理由でもって社長交代とは・・。これは、駅前大橋線や運賃値上げの件で、これまで発表されたことが大きく覆されることがあるかもしれませんね。。越智秀信社長にしてみれば、「駅前大橋線の広島駅南口への乗り入れ構造は地下案しかない」 ということでしたけど、あっさりと高架案で決着が付いたりするとか・・!?? ま、いずれにしても、社長交代に伴って利用者本位のより良い方向に変わってくれさえすれば良いのですけど・・。
さて本題、新型低床車 1001号 ピッコロ搬入の話題です。
本日未明、新型低床車両を積み込んだトレーラーが江波車庫に到着したとの情報を Twitter等でキャッチしましたので、会社出勤前の僅かな時間ではありましたが江波車庫へ立ち寄ってみました。着いてみると、ちょうどこれから片側の先頭車両をトレーラーから降ろそうとしているところでした。
既に車体は試運転時のラッピングとなっています・・

車体にワイヤーを掛ける作業が始まりました。奥にはトレーラーに乗せられたもう片側の先頭車両と中間車両がチラリと見えています。
もう片側の先頭車両と中間車両は連結された状態でトレーラーに積み込まれていたようです。
朝の部は残念ながらここで時間切れ。。。
続いて昼休みにも一っ走り江波車庫を覗いてきました。既に 3車体が降ろされて連結作業が行われている様子・・
まさに 5車体3台車連接の 5100形グリーンムーバー・マックスの中間 D・E車を抜いた 3車体2台車連接のスタイルです。それにしても、緑/白の真新しいラッピングが日を浴びて初々しさが強調されている感じ・・
車体には KINKI SHARYO(近畿車両)・三菱重工・TOYO DENKI(東洋電機製造)のロゴがプリントされたラッピング。電車開業100周年記念ロゴマークもプリントされています。車体上部の緑色の箇所には "TEST RUN" の文字も見えます。
5100形グリーンムーバー・マックスと比較すると、ヘッドランプと運転席側面の細長い窓の形状が変更されているように見えます。ヘッドランプの形状のせいか、ノッペリとした平面的な顔付きに感じられます・・

連結作業が終了したらしく、3006号に押されて車庫内に納められました。ここでちょうど時間切れとなり、江波車庫を後にしました。
今後の予定としては、1月10日頃から市内線・宮島線にて試運転がスタートすることになっています。また、写真撮影する機会があれば新たな記事をアップしたいと思います。
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