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2020.11.29

ひろでんの日2020 ~レトロだョ、電車大集合~

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広島電鉄・路面電車開業記念日となる11月23日(月・祝)に、電車ファン向けのイベントが開催されました。
ザ・ドリフターズの『8時だョ!全員集合』的なネーミングには、そういう世代ど真ん中のオッサンとして、もう少し令和に相応しいネーミングは思いつかなかったのかなぁと苦笑いしてしまうのですが・・ イベントの名称はともかく、久々にワクワク、ドキドキ興奮する素晴らしいイベントを企画された広電さんに感謝したいと思います。

古い車両をズラリと並べる企画はもちろん嬉しい限りですが、今回は何と言っても被爆電車である150形156号の復活、広島市内の軌道線を走行するシーンを撮影できたのが一番の収穫です。私的に、かつて15年前、江波車庫の奥に保存されていた被爆電車156号を撮影させていただいて以来となる訳で、当時はまさか軌道線に出てくるような車両ではなく、あくまでも保存される車両としか認識していませんでした。その車両が全検を通して本線を走行、しかも 101号・156号・653号のパレード状態でやってくるなんて、路面電車ファンにとって夢のようなシーンにはビックリするしかありません。

欲を言えば、101号・156号・653号のパレードを相生橋で撮影できれば良かったのですが、そんな演出が用意されていることなど知る由もなく、袋町電停付近、被爆建物の旧日本銀行広島支店の前で待ち構えていました。

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肝心のイベントは、抽選に外れたために車庫内には入場できず、外から眺めるのみ・・ それでも旧型単車の並びは壮観でした。車庫外にはカメラを持った鉄道ファン・マニアらしき方々が詰めかけて終始賑わっていました。

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イベント・オープニングセレモニーでの広島電鉄・椋田社長のご挨拶が非常に印象的でしたので、以下一部引用させていただきます・・

今年はたまたま私ども広島の地にとっては忘れられない昭和20年8月6日の原爆投下からちょうど75年が経っております。
そういった意味では、コロナの下でみんな苦しんでるんだけど、何とか元気を出していただける方法はないものかということで、『ひろでんの日2020 ~レトロだョ、電車大集合~』といった企画をして、限定した電車ファンの皆様だけでも集まっていただいて、そして我々が持っている古い・・ 今までは「電車まつり」といいますと新しい電車を並べて見ていただいておったのですが、今回は敢えて古い電車を集めて、皆さんに昔からの路面電車を思い出していただくとともにこのコロナの下で、被爆下で3日後に一部ではありますが運転を再開させていただいた、広島市民のご協力の下にここまできている広島電鉄を少しでも知っていただいて、日本、大きく言えば世界の皆さんに少しでも元気を出していただきたいという意味で今日、(広島電鉄)イベントを企画しました。
そして、その一つはですね・・ 私が昭和44年に会社に入った時にまだ動いていた被爆電車があったんです。それが昭和47年ぐらいを最後にずっと休んでおりました。その電車、156号をどうしてももう一度動かして、ある意味では、まだまだ我々は頑張りますよといったアピールをさしていただきたいということから今日のイベントを開催することにしました。

 

イベントも終了して、会場となった千田車庫から江波車庫へ回送される156号を袋町の陸橋から・・

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ここで見送ってから帰宅するつもりでしたが、何と156号は広島駅方面へと右折・・。急遽、相生橋へ移動して、折り返しを待つことしばし・・ 最後は原爆ドーム保存工事(第5回)の足場が設置された原爆ドームを背景に撮影して締めました。

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新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、ここのところ、しばらく広電写真を撮っていませんでしたが、今回は俄然写欲が沸いてくる被爆電車156号の本線走行でした。また近い将来、是非とも156号の走行シーンが見られることを期待しています。
広電さん、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした!

** 被爆電車 156号に関連した過去の記事・・
 > もうひとつの被爆電車 -2005.07.23

** おまけ・・
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右側は、ひろでんの日限定特別記念乗車券で、戦前に発行されていた木製の乗車証をモチーフとした乗車券です。広島電気軌道(株)、広島瓦斯電軌(株)、広島電鉄(株)の歴代の車紋が焼印で入れられています。広電の社員さんの手作りだそうです。。

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