JR芸備線のカープラッピング列車
色々と所用のため、GWの連休を利用して広島県北の田舎の実家へ帰省してきました。帰省途中、JR芸備線を走る話題のカープラッピング気動車 キハ120の「カープ号」がちらりと目に付いたので、途中少しだけ撮ってみました。
冒頭の縦位置写真は、かつて2006年(平成18年)7月の大雨によって斜面崩落、線路が完全に埋まって不通になった場所です。当時、備後西城~備後落合間はバスで代行運転され、線路が復旧するまでに 9ヶ月近くもの期間を要した記憶があります。
中国新聞の記事(2021.11.28付け)によると… 山あいを走るローカル線存続の機運を盛り上げようと、庄原市の住民有志が企画。沿線の住民や企業が資金を出し合って実現させた。
ということだそうですけど、かつて県北地元の芸備線利用者として、非常に残念ではありますが、なかなか厳しい路線というのが実情ではないかと思います。利用者減 → 芸備線の便数減 → 不便になってますます利用者減 → ますます便数減 → そろそろ限界(今ここ!??) といった感じがしないでもありません。
そもそも県北の山間部では車がないと、まず不便で生活できないです。JR芸備線を利用するにも、自宅から最寄り駅まで車での移動や送迎が必要なのですが、それなら目的地まで車で移動した方がよっぽど便利で楽ですから…。
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