筍・たけのこ・竹の子
つい先日、田舎から筍(たけのこ)を持ってきてくれました。実は私、筍を使った料理が大好きなのです。筍ご飯・筍のみそ汁(やっぱりワカメが合う)・煮付け… と旬に食べる筍はとても美味しい。今気がついたのですが、「筍」という字には「旬」という字が入っている! 田舎の母が筍の下茹でのやり方を教えてくれたので、ここに記録・・。
・筍の皮を剥いで、鍋に入る適当な大きさにざっくりカット。
・鍋に入れ、米糠(ぬか)を入れて、落としぶたをして茹でる。
余り火を強くすると、吹きこぼれるので注意。
・茹で上がったら、火を止めて一晩おく。
・翌日、水洗いして1日水に浸しておく。
米糠を入れるのは、筍のアク …というか「えぐみ」を取るためだと思うのですが、こんな先人の知恵というのはすごいなぁ と感心させられます。米糠の代わりに米のとぎ汁を使ってもいいそうです。
私の田舎では、この時期にたっぷりと筍を下茹でした後、料理で使う大きさにカットして多量に冷凍保存しているようです。(なぜか業務用と思われる大きい冷凍庫を持っている) パックに入れて冷凍したものを時々貰ってくる事があるのですが、みそ汁などにそのまま必要量だけ入れて簡単、そして旬の味が保存されていて結構美味しいのです。是非お試し下さい。
筍を使った言葉・・・
たけのこ医者:まだやぶ医者にも至らぬ技術の未熟な医者
たけのこ生活:たけのこの皮を剥ぐように、衣類などを少し
ずつ売って食いつなぐ、苦しい生活
(集英社 国語辞典 第二版より)
余りいい表現には使われないみたいですね・・・。
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