春色の縮景園
先日22日、早くも広島で桜の開花宣言が出ましたね。広島市内の桜の開花は、名勝「縮景園」(中区上幟町)にあるソメイヨシノの標本木の開花状況を元にされているということで、本家Webサイト内 『きまぐれ広島ニュース』 に載せる写真を撮る為に、ちょっと覗いてきました。
例年ですと、縮景園の門を入って右手方向に進んだ所の小さな池 (以前、亀が暢気に甲羅干しをしていた) の脇にある標本木が最も早く開花していたのですが、今年は別のソメイヨシノ・・ 門を入って正面、清風館のすぐ近くにある標本木でポツポツと開花しているのを確認しました。冒頭の写真・左端は、その標本木の根元の様子なのですが、かなりの老木なのでしょう・・ 幹に草が生えていたりして、その樹齢を感じさせてくれました。開花宣言から一週間もすれば、園内の桜もほぼ満開になって、たくさんの花見客で賑わう季節を迎えます。
ということで、まだ桜(ソメイヨシノ) は数輪しか開花していないので、冒頭の写真では園内で見つけた色とりどりの花を紹介しています。写真・左から二つ目、ほぼ満開を迎えている赤い花は、おそらく木瓜(ぼけ) ですね!?・・やや自信無し(^^;)。その独特の赤色は、なんとも鮮やかで目につきました。写真中央の黄色は菜の花ですが、ここでも蜜蜂がせっせと忙しげに働いていました。後ろ脚に花粉ダンゴをつけていますね・・。写真・右から二つ目、ソメイヨシノよりも一足早く開花して、ほぼ満開を迎えていた彼岸桜の様子です。ここでは、カメラを持ったオジサンが熱心に写真を撮っていらっしゃいました。そして、写真・右端は椿(つばき) の花ですね。この花弁の模様が面白い椿の花は、縮景園内・食事処のテーブルの上に装飾されていたものですが、とても上品で気配りを感じさせてくれました。
そんなこんなで、これから園内に約200本あるという桜(ソメイヨシノを中心に、シダレザクラ、ヤマザクラなど) を始めとして、縮景園内の春の花も真っ盛り・・ 是非とも、桜が満開になる頃にもう一度覗いてみたいものです。
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