広電・・調整中&調査中
先日から広電・路面電車の八丁堀電停にて新たな機器の設置作業などが進んでいたので、その後も朝夕通勤時にウォッチしていた訳ですが・・ ここ数日でいくつか変化がありましたので記録がてらご紹介です。
まずは、紙屋町東電停、次いで紙屋町西電停に新たな運行表示器が設置されているのを確認しました。いずれも 「調整中」 の貼り紙、或いは 「調整中」 の電光表示になっていて、今朝の時点では未だ稼働していない状況でした。新たな表示器は、従来の接近表示器よりもやや大型のパネル状で、表示部の上に 「先発」・「次発」 の文字が入っています。例の 「電車混雑度の情報」 や車種 (単車・連接・低床) なども表示されるのかどうか定かではありませんが、そこまでするには表示スペースがやや小さく窮屈そうな感じがします。ちなみに、先日の記事へいただいたコメントにて、一足早く土橋電停に新たな表示装置が設置されたという情報をいただいていたのですが、写真で見る限りは紙屋町東・西に設置されたものも同型の表示器のように見えます。
そしてもう一つ・・ 私が見た範囲では、八丁堀~土橋間の各電停にて、「調査員」 の腕章を付けた人達が路面電車が到着する度に記録を取っていらっしゃるのを確認しました。各電停の上り・下りホームには、それぞれ 3~4名位の人が 1日中貼り付いていたように見えました。ずうずうしいとは思いつつ、何の調査をされているのか伺ってみたところ、各々の路面電車毎の乗降者数を記録されていたようです。しかも、前後それぞれの扉毎の乗降者数を複数の調査員で分担して記録されていた模様です。
先月から広島県交通系 ICカード 『PASPY (パスピー)』 のサービスがスタートしていますが、広電・路面電車では今年 3月から白島線にてサービス開始、その後来年 3月までに市内電車の全路線で使用できるようになる予定となっています。その際、ICカード 導入に合わせて、同カード利用者に限り乗務員のいない扉からの下車を認める 「信用乗車制度」 の実証実験が行われることも既に発表されています。
八丁堀~土橋間の各電停で現在行われている調査では、「扉毎の乗降者数」 のデータを取っていることを考えると、まさに 「信用乗車制度」 導入へ向けての事前調査の一環である可能性が高いと思われるのですが、如何でしょうか!?
** 過去の関連記事・・
> 八丁堀電停にて何やら作業中・・ -2008.01.31
> 白島線 「信用乗車」 実証実験 -2007.10.21
> 広島駅(2)--モノクロの広島 -2007.02.24
| 固定リンク | 0
コメント