広島城天守閣は来年春に閉城するらしい

2025/04/04 スマホ撮影
写真は今年、桜満開の頃の広島城天守閣… コロナ渦ということもあり、しばらくお花見に来ることも無かったのですが、何年かぶりで会社帰りに立ち寄ってみたところ、気のせいか桜の花も少なくなって、お花見で宴会しているグループもほんの僅かでした。
それはさておき、広島城天守閣が来年閉城するらしいです。
広島城天守は2026年(令和8年)3月22日(日)をもちまして閉城いたします。
現在の天守は、安土桃山時代に建てられた木造の大天守が1945年(昭和20年)に原子爆弾の爆風により倒壊した後、1958年(昭和33年)に鉄筋5階建ての建物として再建されました。
広島の復興のシンボルとして親しまれ、現在は主に広島の武家文化を紹介する博物館として、国内外の皆様にご訪問いただいております。
なお、天守内の刀剣や鎧、瓦などの収蔵品は、広島城三の丸に建設中の広島城三の丸歴史館(2026年度内に開館予定)に移す予定です。
【広島城(広島城アソシエイツ)】
「閉城」というのは、単に天守閣へ入場できなくするだけなのか、それとも取り壊してしまうのか…。戦後に建設された鉄筋コンクリート製の天守閣ではありますが、どうやら経年劣化による施設の老朽化が進んでいるようです。
広島市が実施した広島城天守閣の耐震診断結果によると…
広島城天守閣は、「大規模の地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性が高い。」という結果となりました。
※大規模の地震:震度6強から7に達する程度の地震
【広島市公式ウェブサイト】
そう言えば随分以前にはなりますが、芸予地震の時だったか広島城天守の瓦が落ちた(壊れた)ような記憶があります。近いうちに高確率で発生することが懸念されている南海トラフ地震が発生すれば、広島城天守閣もかなり危ないという判断なのかもしれません!?
2015/04/02 撮影
広島城天守を木造復元しようといった話しもあるようですけど、何十億もの費用をかけて現代に復元する意味や効果が果たしてあるのかな… という気もしますが。
** 参考Webページ
> 広島城 | 広島城は、太田川河口の三角州に、毛利輝元が築いた典型的な平城です。(広島城アソシエイツ)
> 広島城天守閣の耐震診断結果|広島市公式ウェブサイト
> 【公式】広島城天守閣の木造復元を実現する会
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